「国道」と聞くと皆さんはどんな道路を想像しますか?
私は自分の住んでいる環境のせいか、国道はやはり道幅が広くて交通量も多い、大きな道路というイメージを持っています。
しかし日本全国に走るたくさんの国道の中には、そのような大きな道路ばかりでなく人も自動車もほとんど通らないひっそりとした国道もあるようです。
ここでは、日本各地に見られるちょっと変わった国道を紹介したいと思います。
近くを旅行で訪れる際は、ちょっと寄ってみるのもいいですね。
●階段国道
青森県竜飛崎には、自動車もバイクも通れない国道があります。
それが標高差70m、362段の階段国道339号線です。
この階段の上り口にはあえて国道339号の標識が立てられ、観光名所として旅行で訪れる人も多いのだとか。
この階段国道は、わきに県道が走っており国道339号を通り抜けられるようになっています。
●音響道路
北海道中標津町のメロディロードは時々テレビ番組でも紹介され、知っている人もいると思います。
音響道路とは制限速度で走ると音楽が聞こえてくる道路で、舗装面に横方向の溝を決められた幅で設置することで自動車が走ると音楽を奏でる仕組みになっています。
他に和歌山県の国道370号、群馬県の県道64号などがあります。
●石畳国道
奈良県生駒市と大阪府東大阪市のさかいにある暗峠(くらがりとうげ)を越える国道です。
峠の付近はかつて宿場として栄え、現在も石畳や茶店など当時のおもかげがよく残っている道路です。
道幅は狭く、勾配も急な道路です。
●海上国道
海の上を走る国道、と言うと橋やトンネルが通っているのが当然と思いがちですが、実は道路のない国道もあるのです。
例えば岡山市を起点とし瀬戸内海を渡った高松市を終点とする国道30号は、フェリーでその海上部分を結ばれています。
このような海上道路は、海を挟んでも同じ番号で管理することが、沿線の発展につながると考えられているのです。
それにしても道路のない国道なんて、不思議な感じがしませんか。